■特別名勝 六義園
特別名勝 六義園で「紅葉と大名庭園のライトアップ」が開催されています。
期間は、2016年 11月 19日(土) から 12月 7日(水) まで。
開園時間は、通常 9:00 から 17:00 ですが、この時期だけは、9:00 から 21:00 となっています。
この時期、日の入りは 16:30 ぐらいなので、夕方も早めに暗くなります。
普段、日本庭園を見に行くことがない方も、ライトアップしているこのチャンスにぜひ見学に行ってみてください。
六義園(りくぎえん)は、徳川五代将軍、徳川綱吉のときの御側御用人(おそばごようにん)である 柳沢吉保 によって造られました。この庭園は、回遊式築山泉水庭園であるため、人工的に作った山と池があり、園内を回遊して鑑賞することができるようになっています。江戸から明治に変わると、三菱財閥の創業者 岩崎弥太郎の別邸になっています。そして、1938年に東京市に寄贈されました。その後、1953年に文化財保護法に基づいて「特別名勝」に指定されています。
■六義園 紅葉と大名庭園のライトアップ 2016
六義園は、JR山手線の駒込駅から行くのが便利です。
普段は正門から入園するのですが、このライトアップの時期は駒込駅からすぐの染井門が開門しています。
染井門から入園します。
時間が早いので、まだすいています。夕方暗くなるとかなり混むそうです。
六義園を見学するのは初めてなので、日が暮れてライトアップされるまで、まずは園内を散策します。
冬支度の「雪吊り」が行われていました。枝が雪の重みで折れないように枝を縄で吊るします。冬の風物詩ですね。ただ、東京では雪が積もることも少ないので、雪吊りに雪が積もったところを見る機会は少ないかも・・・。
害虫駆除のための「こも巻き」です。
害虫が冬に「菰(こも)」の中で越冬したとき、春になる前に「菰(こも)」を焼却して害虫を駆除します。
園内の「もみじ」が、綺麗に紅く色づいています。
そして日が暮れて、だんだん暗くなってきました。
まわりのライトアップが始まります。
吟華亭
昔、この辺りには、お花見をするために「吟花亭」という建物が作られていました。現在、吟華亭は無くなっていますが、代わりに売店が出店しています。和カフェ気分でお団子や甘酒をいただきます。お見合い婚活デートのときは気軽に休憩してライトアップを楽しめます。
蒼い光が水のように綺麗なグラデーションを醸し出しています。そして、もみじの木々の紅葉の色とマッチして不思議な光の空間を作っています。
「つつじ茶屋」とその周りの紅葉が照らされています。秋の紅の色が暖かみを与えてくれます。
竹林のライトアップです。
和の雰囲気を醸し出す竹林にライトが当たって光の迫力を感じます。
そして、最後に「中の島」です。
六義園のライトアップで庭園の綺麗な風景をしめす一番中心となる場所です。
お見合い婚活からお付き合いに入ったら、仕事帰りに平日の夜のデートは如何ですか?意外と暗いので、手を繋ぎながらのお散歩デートに最適です。幻想的な光の演出が、二人の気持ちを盛り上げてくれるでしょう。
六義園
所在地:東京都文京区本駒込6-16-3
https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index031.html