■スーパームーン
今年の11月14日は、久々の天体ショーであるスーパームーンです。
スーパームーンは、満月が非常に大きく見える現象です。
月は、地球の周りをまわっていますが、その月は地球の周りを円の形で周っているのではなく、円の中心からちょっとズレた位置に地球があります。このちょっとのズレにより、月の通り道は円にならず、楕円になります。楕円になると、月と地球は、近づいたり離れたりを繰り返します。そして、今回、月と地球は一番近づく位置になります。さらに、太陽が絡んできて、この月と地球が一番近づくタイミングで満月になります。これによってスーパームーンとなり、月が非常に大きく見えるようになります。
今回のスーパームーンは、月と地球の最接近の時の満月の中でも68年ぶりに月と地球が近づいた珍しいタイミングです。楕円で周っている月と地球が一番離れていた4月22日よりも、面積で30%増し、直径でも14%増しになります。
■11月13日の夜空を事前チェック
13日に天気予報をチェックすると、11月14日の東京は「曇り」とのこと。残念ながら、14日にスーパームーンは見れそうにありません。
そこで、13日のうちに満月を見ておくことにしました。13日の夜に南の空を見上げた時の月がこれです。
雲が出ていて、霞がかっています。ちょっと残念。でも、スーパームーン間近ということで、普段より大きく見えました。
■11月14日は曇り。天気予報が当たった。
スーパームーン当日の11月14日の夜は、やはり曇りでした。南の空を見ても月は全然見えません。月の明るさの欠片も見えませんでした。天気予報が当たってしまった・・・。
なお、沖縄ではスーパームーンが見えたそうです。また、青森、八戸や秋田でも見えたらしいです。見えた地域の方々はラッキーでした。
■11月15日の月も見事でした
11月15日。夜に南の空を見上げると、綺麗な満月が見れました。
本日は、「晴れ」。澄み切った空気に月が良く映えます。眩しいくらいによく光る月です。
スーパームーンから少しズレましたが、まだまだ真ん丸。十分、綺麗な満月でした。
そして、次回のスーパームーンは、2018年の1月1日とのことです。元旦の初詣に大きな満月を愛でることができれば、お祝い気分がさらに盛り上がるでしょう。