■池袋支部事務所から哲学堂公園への散策
さくらが見頃を迎えています。
ペアブリッジ 池袋支部に近い「哲学堂公園」のさくらが綺麗というので見物に行きました。
哲学堂公園は、新青梅街道と中野通りの交わったところにあり、ペアブリッジ 池袋支部の事務所から徒歩で12分ほどで着きます。軽くお散歩するにはちょうど良い距離です。
また、哲学堂公園の周りの新青梅街道と中野通りも桜のトンネルになっていて満開のさくらを楽しめます。
■哲学堂公園
哲学堂公園
哲学堂公園は、和田義盛(源頼朝の重臣)の陣があったところとされ、ちょっとした丘になっているところが公園となったものです。元は、哲学をモチーフにした公園で、哲学館大学の創立者である井上円了博士が明治の頃に造ったものです。
現在は、中野区が管理していますが、東京都の名勝に指定された公園で、さくらの名所にもなっています。
公園の中は、時空岡、つつじ園、菖蒲池、唯心庭、唯物園、サクラ広場、哲学の庭、梅林とテーマ毎に分けられています。また野球場やテニスコートなどもあり憩いの場になっています。
■哲学堂公園のさくら
哲学堂公園の園内には100本以上の桜が植えてあり、いろいろな場所で桜を楽しむことができます。
サクラ広場にも沢山の桜の木が植わっていて、広場になっているためシートを敷いて宴会場になっていました。
妙正寺川とさくら
哲学堂公園の中を妙正寺川が流れています。その川沿いに桜が咲いています。
向こう側にはお花見の方々が桜を楽しんでいます。
川に迫り出している桜が見事です。
川に桜がよく似合っていて、対岸からの眺めが素敵です。
菖蒲池とさくら
菖蒲池と妙正寺川の間に桜がならんでいます。
菖蒲池の方へ掛かる桜の並木が楽しませてくれます。
滝の坂近くのさくら
滝のある斜面にさくらの木があります。高低差のあるところから見るさくらが綺麗です。
■哲学堂公園の建築物
哲学堂公園のちょうど中央部は丘になっており、時空岡と呼ばれています。
そこには古い建築物が点在していて、それぞれの建築物には、哲学的な意味が付けられています。
哲学堂の石碑
哲学堂公園の中で、古建築物への入り口に哲学堂の石碑があります。
哲理門(てつりもん)
明治42年に建立された門です。
哲理門、またの名を妖怪門といい、この門の前側は物質界、後側は精神界としています。
また、門の両側には天狗と幽霊の彫刻があります。
宇宙館(うちゅうかん)
宇宙館は、大正2年10月に建立された建物で、宇宙の真理を研究し、その講和のための講義室です。
中央には聖徳太子尊像が安置されています。
四聖堂(しせいどう)
四聖堂は、明治37年4月に建立されました。
四面が正面となった建物で、中央には石柱が安置されています。
哲学者の代表の四聖として、孔子、釈迦、ソクラテス、カントを奉っています。
六賢台(ろっけんだい)
六賢台は、明治42年に建立されました。
外観は2層で内部が3層になっている塔です。一辺の長さが1間の6角形です。
棟の端部には、天狗の装飾がなされています。建立当時、横に天狗松があったためだそうです。
六賢台の名は、6人の賢者を奉っているためで、その6人とは、聖徳太子、菅原道真、荘子、朱子、龍樹、迦毘羅です。
無尽蔵(むじんぞう)
無尽蔵は、大正4年に建立されました。
ここは陳列所で、円了博士が周遊したときの記念品が陳列されていました。
現在は、中野区歴史民族資料館へ移されたそうです。
絶対城
絶対城は、大正4年に建立された読書堂(図書館)です。
万巻の書を読み尽くすと「絶対の妙境」に達するとのことから絶対城と命名されました。
そして、円了博士が集めたたくさんの書物がありました。
現在は図書館としては使われていません。
時空岡(じくうこう)のさくら
時空岡は、丘の上にある平坦が哲学の時間空間を表しているとのことです。
宇宙館の隣に植えられたさくらが見事に満開に咲いています。
ここは、子供たちが元気に走り回れるような空間になっている場所です。
哲学堂公園には、哲学を具現化した77場が設置されています。お花見をしつつ哲学を学びながら公園を散策するのもいいかもしれません。
ペアブリッジ 池袋支部でお昼頃に面談を行ったあと、ちょっと寄り道して哲学堂公園でさくらを愛でてみては如何でしょうか?
ペアブリッジも、会員様を集めて桜の下でお花見をしつつ、婚活お花見パーティーをおこなうのもいいかもしれません。会員様はぜひ期待してください。
哲学堂公園
所在地:東京都中野区松が丘1-34-28
交通:西武新宿線 新井薬師前駅から徒歩12分
都営大江戸線 落合南長崎駅から徒歩13分
開園時間:3月1日~6月30日 午前8時~午後6時
http://www.tetsugakudo.jp/top.htm