■府中市郷土の森博物館の梅まつり
府中市郷土の森博物館で、「梅まつり」が開催されています。
期間は、2月6日(土)から3月13日(日)です。
府中市は、市の木「けやき」、市の花「うめ」、市の鳥「ひばり」に指定しています。ここから「うめにひばりに木はけやき」と「郷土かるた」で読まれています。その、市の花の「うめ」が郷土の森博物館の園内にたくさん植えてあり、梅園となっています。そして、この梅園の梅を収穫し、梅干、梅ジャム、梅羊羹などに加工して販売されています。
■梅園にて
博物館の広い園内にある梅園には、白梅、紅梅、薄桃、たくさんの梅の花が咲いていました。
白い花が綺麗に咲いていますが、まだ、つぼみの木も沢山あり、まだまだ楽しめそうです。
赤い花が満開でした。
そして、紅梅が青空に良く映えます。
薄桃色の梅の花が可憐さを醸し出しています。
江戸から明治の頃にあった府中宿の商家である田中家の建物が移築されています。この田中家の古い建物を背景に、盆栽の梅を撮りました。瓦屋根の白壁の建物に、梅がよく似あいます。
他に移築された建物として、
府中尋常高等小学校校舎
市立府中第一小学校の前身で1935年に建設された木造2階建ての校舎。
移築されたのは、校舎の中心部分だけです。
府中にゆかりのある詩人 村野四郎の記念館にもなっています。
府中町役場庁舎
1921年に完成した町役場庁舎です。当時流行の洋風の建物です。
矢島家住宅
明治の頃、府中郵便取扱所として使われていました。
幕末の頃に建てられた建物です。
などがあります。
府中市郷土の森博物館は、多摩川近くの郷土の森公園内に整備された博物館です。資料展示の博物館の建物のほかに府中崖線の「ハケ」をイメージしたり、浅間山などの地形を再現したりその地形を生かした自然や建物を楽しめるように工夫されています。梅園、芝生の広場、池や滝も造られています。緑が多く、歩きやすい歩道が園内を隈なく整備されています。のんびりとゆったりした時間が過ごせるでしょう。この時期、梅見に年配の方も多く来場されています。40代、50代や中高年の方々も楽しめる憩いの場所となるでしょう。
お見合い婚活カップルには、ぜひデートで見学しに行ってみてください。
府中市郷土の森博物館
東京都府中市南町6-32
開館時間:9時-17時
http://www.fuchu-cpf.or.jp/museum/index.html
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