標識は、大国魂神社の参道の馬場大門のケヤキ並木の花壇の中にありました。
撮影日には府中駅北口が再開発の工事のため、背景が囲いの塀になっています。
標識の裏は、「類のないけやきのなみ木」
ケヤキ並木は大国魂神社の参道です。その両脇に馬場がありました。
昔は、馬は交通・輸送の手段でした。そして府中では馬市が開かれていました。この府中の馬市は、戦国時代から江戸時代の初期にかけて軍馬の供給地でした。
徳川家康は、府中の馬市で得た馬によって関が原の戦や大阪の陣に勝利しました。そこで大国魂神社の参道のケヤキ並木に馬場を献納し、けやきの苗も寄贈しました。