標識は、旧甲州街道の「不動尊前交差点」の角にある染屋不動尊の中にありました。
染屋不動尊の全景です。
ここに銅造阿弥陀如来立像が安置されています。
上染屋八幡神社の本堂です。
上染屋
この不動尊がある地域は、上染屋と言われていましたが、もともとは、多摩川の洪水を避けて、甲州街道沿いに移ったとされています。また、染屋という村落が上染屋と下染屋に分かれたそうです。
銅造阿弥陀如来立像
現在、染屋不動の境内に安置されてる重要文化財です。
鎌倉時代の弘長元年(1261年)に、作られたとのことです。
この阿弥陀如来像は3体で一組になっていたもので、その真ん中の像だそうです。
その像を新田義貞が挙兵の時に高崎(上野国)から持ってきたものだそうです。
昭和3年に国宝に指定され、その後、昭和25年に文化財保護法の改正で国宝を改められ重要文化財に指定されました。
府中の郷土博物館に展示されている「阿弥陀如来立像」です。染屋不動尊に安置されているもののレプリカです。
[東京文化財ウイーク]
2016年の東京文化財ウィークが開催されました。この期間は普段公開されていない文化財を見ることができます。
染屋不動尊でも、東京文化財ウイークの開催に合わせて11月3日文化の日が公開日となりました。地元の方々が公開に合わせて受付などの対応をしていました。
重要文化財の銅造阿弥陀如来立像が収められている扉が開かれました。
銅造阿弥陀如来立像です。写真撮影もOKとのことです。